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ジンカリウム鋼板での葺き替え相場

 屋根の葺き替え;軽量で耐用年数の長い(30保証)のジンカリウム鋼板(自然石粒付鋼板)
 

 ● ジンカリウム鋼板とは? 自然石粒化粧鋼板とは?

   金属系の屋根材で最もポピュラーなガルバリウム鋼板は、良く知られています。 それの耐用年数の長い金属屋根材が、ジンカリウム鋼板で、正確には「自然石粒付鋼板」「Stone Coated Metal Roofing」と言います。 ガルバリウムやジンカリウム鋼板の上に石粒をコーティングした屋根材になります。  
   石粒付きの鋼板を時々、ジンカリウム鋼板と言ったりしますが、
この場合は、ジンカリウム鋼板単体のことではありません。
「自然石粒付鋼板」の意味なのですが、日本では少し混乱してしまいます。
 
  ガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板のメッキ層の組成;
  アルミ;55.0%、 亜鉛;43.4%、 シリコン;1.6% の割合で同じ製品です。
●「自然石粒付鋼板」は、このガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板のどちらかの鋼板に
  石粒をコーティングしたものです。
自然石粒化粧鋼板とも言います。
   注:
  Galvalume(日本名;ガルバリウム鋼板)は、BIEC International社の登録商標
  ZINCALUME(日本名:ジンカリウム鋼板)は、BlueScope社の登録商標
  ガルバリウム鋼板は、新日鉄住金の登録商標 で上3つは、同じ製品です。名前が違う。
 

   溶融亜鉛メッキ鋼板(例えてトタン)とジンカリウム鋼板との耐候性の違い  
 

 自然石粒付鋼板で使われているジンカリウム、ガルバリウム鋼板の優位性

   
 

 金属板などの腐食、耐久性の試験方法について

   上図、ジンカリウム(ZINCALUME)はBlueScope社の登録商標ですが、その鋼板の腐食、耐久性の試験は、どのような試験を実行したのか記述がありませんが、日本では複合サイクル環境試験方法が一般的です。 環境促進試験です。 ここで言いたいのは、ジンカリウム鋼板が、ガルバリウム鋼板より数段耐環境性において、商売上この製品の優位なことを言いたかったのです。 ではこの促進試験方法とは何をするのか??  
  ●環境試験機器、複合サイクル試験方法
 A:塩水噴霧(35度の温度で、5%の食塩水(海水は3.5%)連続2時間
 B:乾燥試験(60度の温度、湿度20-30%) 4時間
 C:湿度試験(50度の温度で湿度95%)の環境に2時間

 ”A−B−C” のサイクルで、サイクル毎、約8時間、このサイクルを何時間、何サイクル
  実施したかで、その最終の状態で腐食、対環境性能を評価・考察します。。
 
   この複合サイクル試験方法(促進試験)は、鋼板の寿命・耐用年数を測る方法のひとつで、鋼板の
環境試験を10年、20年もできないので、時間を短くして厳しい条件の環境を与えて、測定する方法
です。 溶融亜鉛メッキ鋼板(トタンはこのカテゴリの製品例)の方は、500時間後には、メッキ層の傷みが激しく、赤錆が現れています。 赤錆とは鉄の酸化・サビなので、メッキ層の劣化が著しいことが見て取れます。 溶融亜鉛メッキ鋼板のほうで2000時間後のものは、メッキ層がほぼ完全になくなっています。 ジンカリウム(ガルバリウム)鋼板の対環境性、耐用年数に対する優位性は確かなようです。
 
 

 ● 自然石粒化粧鋼板とは?

   ジンカリウム鋼板だけの屋根材は現在日本では販売されていませんが、ガルバリウム・ジンカリウム鋼板に砂粒をコーティングした屋根材が「自然石粒付鋼板」で日本に輸入され、販売されています。
自然石粒付鋼板、自然石粒化粧鋼板といわれるガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板に石をコーティングし、より耐用年数の向上(保証30年、耐用年数50年程度)した材料になっています。
英語名は;Stone Coated Metal Roof でわかりやすいです。 その利点は? 
 
 

 ● ガルバリウム鋼板と比較した自然石粒付鋼板の有利点

   1:ガルバリウム鋼板が10年保証に対して自然石粒付鋼板は材料保証30年
   2:ガルバリウム鋼板は、運搬、施工時に材料同士の擦れで傷つき易かったが、自然石
   粒付鋼板は表面に細かい石粒がアクリルなどでコーティングの為、擦り傷が付きにくい。
   (長寿命化)
   3:この細かい石粒の為、雨の場合雨粒を表面で拡散し殆ど、雨音がしない
   4:表面加工の層が厚く頑丈なので、衝撃に強い、燃えにくい
 

 ● ガルバリウム鋼板と比較した自然石粒付鋼板の不利な点

   1:ガルバリウム鋼板に比較して材料費が高い(1.5倍ぐらい、それ以上)
   2:石粒のコーティングにより、材料が丈夫、ということは加工が大変
  、面倒で施工時間がかかる、費用がかさむ。 
   3:新しい屋根材なので、施工できる屋根屋さんが限られる。
   4:海外製品が大半だが、かつて韓国製、中国製の製品が粗雑であった。
   石粒のコーティングに問題があって、すぐに石粒が剥がれる事故が頻繁にあった
   職人には、あまり好かれていない材料。 メーカーを吟味する必要あり。

 

 ● 自然石粒化粧鋼板;その施工価格、相場、概算

   自然石粒化粧鋼板は30年保証。 本体(平部)の施工価格は、メーカーや材料の種類によっても違いますが、おおよそ ¥9,000/u〜¥12,000/u程度。 棟板金、軒先の部品などは、メーカー純正品を使うとかなり高額になるので、普及品を使うことでコストを軽減します。 自然石粒化粧鋼板の施工価格を、前出のガルバリウム鋼板のモデルを使ってお知らせしておきます。  
 

 ● 自然石粒化粧鋼板; 施工概算価格、相場;具体的な参考例;

   
   全体の施工概算見積:
 屋根のリフォームで最もよくある、スレートから自然石粒化粧鋼板への葺き替えで、シミュレーションしてみます。 屋根の面積; 1階の屋根面積: 32.5u、 2階の屋根面積: 40.76u
 合計: 73.26u。 その他工事の概算を出すのに必要な長さは、軒先、けらば、棟の各寸法ですその数字も下に示しておきました。 これで、屋根の葺き替えの概算がでます。
 
 

 ● 自然石粒化粧鋼板;その施工価格、相場、概算

   
 

 ● 自然石粒化粧鋼板の葺き替え工事費用;

   例題は、スレート材(コロニアル、カラーベスト)を自然石粒化粧鋼板を使ってカバー工法での葺き替えです。 まずそのやり方(工法)は、築20年内外で、下地材(コンパネ)が傷んでいなかたっら
いきなりスレート上から、防水材を施工、そして自然石粒化粧鋼板を施工し、棟部分、けらば部分、軒先、壁の取り合い部分の端処理工事をやって、おしまいです。

 ●自然石粒化粧鋼板の施工相場(材料費+施工費用)は、ディプロマット(ディーズトレーディン
グ社;東京)を使った価格は、下の表のようになります。
 
   ●解説:
概算見積の各項目は、全て材料費+施工費用の価格、工事の値段です。(材工共と言う)
屋根材は、ディーズトレーディング社のディプロマット(30年の材料保証)で概算見積を出してみました。 この見積は、価格を保証するものではなく、あくまでも、お助け隊の独自の調査(Webの価格、提携屋根屋さんの見積、他の競合した時の見積価格 ・・・・ などなどを参考にはじき出した価格で、相場の価格です。(謂わいるストリートプライスです) メーカーが出している、カタログの価格とは、また違います。 提携の屋根屋さんは、この価格に近いですが、「お助け隊」は、独占禁止法上、屋根屋さんに、価格の指示、命令はできないことになっていますし、しません。
参考価格にしてください。
 
 

 ● 自然石粒化粧鋼板の製造会社  >>> 別紙へ 自然石粒化粧鋼板メーカー


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